名門の伝統と誇りに守られた極上のオリーブオイル
■What’s FRESCOBALDI?■
フレスコバルディ侯爵家
フィレンツェに800年の歴史を持つ、イタリアの名門貴族。
現在は、ワイナリーとオリーブ農園を経営。 「オリーブオイルは私たちの文化」と、 愛情と誇りを持って、 オリーブオイルを作り続けています。
中世、ルネサンス文化が花開いたフィレンツェ。そこに広大な領地をもち、政治、経済、文化に大きな影響を与えてきたのが、 フレスコバルディ侯爵家です。800年に及ぶ長い歴史の中で、音楽家や作家、詩人、政治家、貿易商など 数多くの著名人を輩出してきました。
フィレンツェで最も有名な橋ポンテ・ヴェッキオの隣に掛かる、 サンタ・トリニタ橋は、フレスコバルディ家の先祖であるランベルト・フレスコバルディによって 1252年にフィレンツェの南北を結ぶはじめての橋として懸架されました。
元来、アルノ川右岸だけに存在していた市街が、左岸にも新しく広がりつつあり、その掛け橋の必要を感じたのが理由、と言われています。その後、当初は木造だった橋は石の橋に作り替えられ、「世界で一番美しい橋」として 市民の自慢のタネとなり、街の発展の基礎として活躍。 何度かのアルノ川の大洪水、そして戦時中の爆撃によって修復を重ねた現在も、フィレンツェの街の暮らしに溶け込み、親しまれる存在となっています。
そんな名門のフレスコバルディ家の現在は…
ワイン生産業者としてはヨーロッパの最大級に数えられ、
さらにさらに新しいワイン作りに挑戦しています。
くらべて、世界最高の質を誇るオリーブオイルの
算出は小規模ですが、 彼らは
「Wine is our business. Laudemio is our culture.」
と言い、とても大事にしています。
一族は共通する気さくで明るい人柄のためか、
世界の民間外交にも大いに貢献中です。
■選び抜かれたオリーブオイルだけに与えられる呼称『ラウデミオ』■
ラウデミオと」いう名前は、 中世イタリアの小作人が領主に差し出していた 「貢ぎ物(Laude)」から、 彼らが厳選された最高の作物を納めていたことに由来します。
トスカーナ中央丘陵地帯で産出されるオリーブオイルの品質を守るために組織された、 生産者組合「リ・オリバンティ(gli olivanti)」が 自ら制定した厳しい基準に合格した エキストラヴァージン・ オリーブオイルだけが、 ラウデミオの名を許されるのです。
現在約35種類のラウデミオが生産されていますが、 フレスコバルディ・ラウデミオとは、 フレスコバルディ侯爵家が生産する、 ラウデミオを代表するオイルです。
■フレスコバルディ ラウデミオ■
フレスコバルディ家のオリーブ畑があるフィレンツェ郊外トスカーナ地方は、 海抜200〜500メートルの傾斜地、強い日差しと冷涼な風、昼夜の温度差が大きく、 水はけのよい乾燥地。
フレスコバルディ家は、これらの条件を満たしたオリーブオイルの栽培に最も適した土地に、オリーブ農園を持っています。
農園には、フラントイオ、モロイオロ、レッチイノの3種のオリーブの木を混植。
味と香りの異なる3種のオリーブを、ブレンドすることで、フレスコバルディ家オリジナルの味わいと風味を生み出しています。
収穫は、完熟し始める直前の11月初旬から中旬に、オリーブの実は傷みやすいため、 全て手摘みし、酸化・発酵を防ぐため木製のトレイに10cm以上重ならないように入れ、 採油工場へやさしく運びます。 その後、48時間以内に果汁を搾り採油を完了します。 こうすることで酸化を防ぎ、色や香りを逃さないのです。 そして、冷暗所に約2ヶ月間貯蔵ののち、自然沈殿で分離した透明な油だけを、 瓶詰めして出荷します。
ラウデミオ協会の品質基準に満たないものは、壺単位で他社のエキストラヴァージン・オリーブオイルとして買い取られます。
6キロの実から採取できるオイルはわずか1リットル。 エキストラヴァージン・オリーブオイルであるための規定値、酸度0.8%よりさらにずっと低い、わずか0.2%の酸度という高品質を誇ります。
我が家でもこのラウデミオを初めて知っていただいたとき、
それはそれは衝撃の香りと美味しさでした!(笑)
オイルというよりオリーブのジュースといっても良いと思います!
パンはそのままつけたりかけたりで、別物になるし、
野菜にも、あえてドレッシング化しないでそのまま
かけて食べるのがおすすめです。
国内でも普通にどこででも買えるようになると良いな~~
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